ファミコンボックスが置いてある旅館は?
ファミコンボックスとは、1986年(昭和61年)に任天堂がリリースした業務用向けファミリーコンピュータです。主にホテルや旅館に設置されており、100円を入れると10分~15分程度プレイできます。
しかし、30年以上前に発売されたものですので時代とともにその数は減少。ファミコンボックスが置いてある旅館を探すのさえ困難になっています。
この希少なファミコンボックスが3台も置いてある旅館があるのです。
それが、福島・飯坂温泉にある『橋本舘』です。
CSのフジテレビで放送されているゲームセンターCXで紹介されていました。
実際に有野課長が橋本舘に、ゲームセンターCX第18シーズンで訪れファミコンコーナーにあるファミコンボックスをプレイされています。
橋本舘のファミコンボックスは、今でも現役で稼働していて、プレイするには専用のコインボックスに100円を投入。本体にセットされたソフトから好きなゲームを選びます。
橋本舘のファミコンボックスには全15種類のファミコンタイトルがスタンバイされています。
①マリオブラザース
②スーパーマリオブラザーズ
③ベースボール
④テニス
⑤ゴルフ
⑥デビルワールド
⑦アイスクライマー
⑧レッキングクルー
⑨バレーボール
⑩麻雀
⑪ドンキーコング
⑫ドンキーコングJR
⑬ワイルドガンマン
⑭プロレス
⑮ダックハント
ゲームを選ぶとプレイ開始です。
ところが、ゲームプレイには制限時間があり、制限時間が近づくとコインボックス右上の赤ランプが点滅し、テレビからもアラーム音が出て画面が明暗を繰り返します(90秒間)。この間に再度100円硬貨を投入しないと連続してゲームをプレイすることができないのです。
収録されているゲームは、ファミコン初期の作品が多いのですが、橋本舘にはガンコンも置いてあります。ワイルドガンマンやダックハントをプレイする用でしょう。
私も他の旅館ですが、ファミコンボックスで遊んだ記憶があります。そのとき、ファミコンボックスは置いてあっても故障中であったり、100円を入れても全く反応しない、もう1回100円入れたら反応してくれたといった思い出があるのですが、橋本館では3台ともファミコンボックス動いているのでメンテナンスが行き届いているのでしょうか?驚きです。